目次 |
詩 |
「*アスタリスク」 ほら 来た 小さな黒い *アスタリスク 「三点リーダー…」 三点リーダーは なぜ そこにあるのだろう |
創作 |
「ソラタの手」 朝起きると、ソラタの手が猫の手になってたいた。 |
「水掛不動さん」 大阪で小料理屋を営むおばさんの所へおばあちゃんと言った千代。おばあちゃんはお店のお手伝い。千代は音階の部屋でテレビを見ていたが一人ではつまらなくて、窓を開けて下を見た。にぎやかな細い道にひとところブラックホールみたいに暗い場所がある。 |
「きれいな電車」 |
「やもりのぼうけん」 山の一軒家に住むやもりの家族は、家の外壁に住んでいる。子やもりのちびやもりは、窓にはりついて家の中を見ている。家の中にいる猫が気になってしょうがない。 |
「ソウルメイト」 きさらさんのお店に政治家になるという夢が破れ、ボロボロになった青年がやってきます。きさらさんのお店には、いろんなクマのぬいぐるみがいます。青年は、その中に幼いころからの大好きな友達によく似たぬいぐるみを見つけます。 |
「すすき原の小さな友達」 ユーイチはすすき原で小さな人を見つけ、つかまえて家に持ち帰った。虫扱いをするユーイチに姉のユカリは小さくても人よ、とたしなめる。小さい人はシャラと名乗り、自分は思い出せる限り昔からすすき原でくらしていたはずなのに、ユーイチ達が暮らすこの場所のいろんな物事のほとんどを知っていると言う。それが不思議でならず、きっと忘れてしまった過去があるのだろうと言う。それを突き止めるためにユーイチたちに協力を願い出た。 |
俳句 |
「宙と私」 夏暮れて宙(そら)のぜんぶを我に抱く |
川柳 |
「猫川柳」 膝(ひざ)に来て猫が上目で顔を読む |
「著者達の近況、または編集後記のようなもの」 |
著者たちのそれぞれの思い、つぶやき |